お正月の行事である初詣ですが、いつまでに行けばいいのか、期限はあるのか疑問に思ったことはありませんか?
また、神社と寺院のどちらに行けばいいのか迷ったり、参拝の仕方やマナーについて不安があるかもしれませんよね。
今回はそんな初詣について、神社と寺院の参拝のやり方、お賽銭や服装のマナーなどについて詳しく解説していきます。
初詣はいつまでに行けばいいの?
初詣、実は「いつまでに行かなければならない」といった決まりがあるわけではありません。
年が明けてから最初の参拝を初詣としているので、1月を過ぎて2月以降でもOKとなるわけです。
しかし、一般的に初詣は三が日の間に行くことが多く、松の内(関東は1月1日~7日、関西は1月1日~15日)までや、1月中には行くという人もいるようです。
神社と寺院どちらに行けばいいの?
初詣は神社と寺院、どちらでもOKです。
お正月の風景を紹介するテレビ番組やニュースを見ると、初詣の場所は神社と寺院のどちらも紹介されますよね。
自分が行きたい神社、あるいは寺院に行けばいいのですが、神社と寺院では参拝方法が異なるので、その点には注意してください。
初詣参拝方法(神社編)
1.一礼してお賽銭を入れる
2.鈴を鳴らす
3.深いお辞儀を二回行う
4.両手を合わせ、拍手を二回行う
5.両手を合わせ、心を込めて感謝やお礼を述べ祈願する
6.両手を下ろし、もう一度深いお辞儀を行う
7.軽くお辞儀をして退出する
これは「二礼二拍手一礼」の作法ですが、神社によっては拍手を四回行う場合もあります。
正しい作法で参拝するために、あらかじめ神社のホームページなどで参拝方法を調べておくことをオススメします。
初詣参拝方法(寺院編)
1.一礼してお賽銭を入れる
2.鈴があれば鳴らす
3.両手を合わせ祈願する
4.手を合わせたまま深くお辞儀をする
5.最後に一礼して退出する
お参りをする際はつい拍手をしたくなりますが、寺院では拍手を行いませんので注意してください。
また、寺院によっては本堂の前に香炉があるので、用意されている場合は献香してその煙で身を清めましょう。
お賽銭はいくら納める?
お賽銭といえば、ご縁があるようにと「5円」を入れる人も多いのではないでしょうか。
5円玉や50円玉は、穴が開いているので「見通しがよい」という願いが込められ、縁起がよいとされています。
また、語呂合わせで金額を決める場合もあり、例えば11円なら「いい縁」、115円なら「いいご縁」、485円なら「四方八方からご縁」となります。
実際には「いくら」と決まっているわけではなく、多ければ多いほどよいというわけでもないそうです。
お賽銭はお願いするための代金ではなく、感謝の気持ちとしてお供えする意味がありますから、金額にかかわらず感謝しながら入れることが大切ですね。
間違っても投げ入れたりせず、心を込めてそっと入れるようにしましょう。
服装のマナー
神社や寺院に出掛けるので、服装にもマナーがあるのかと思うかもしれませんよね。
でも、初詣に出掛ける際の服装に決まりはありませんから、安心してください。
かといってあまりにも派手なのはNG、清潔感のあるおとなし目な服装がいいでしょう。
また、寒い季節なので防寒対策はしっかりと、風邪などひかないようにしてください。
まとめ
初詣は神社と寺院のどちらでも構いませんが、参拝方法を間違えないようにしましょう。
初詣に行く時期は、都合がつかなければ三が日でなくても大丈夫。
お賽銭は金額の多少にかかわらず、感謝の気持ちを込めてそっと入れるのがマナーです。
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