寒中見舞いとは何?いつまで出せる?意味や基本的マナーを解説!

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みなさんは寒中見舞いを出しますか?

馴染みのある言葉ですが、年賀状と比べるとどのような時に出すものなのかわかりにくいイメ

ージがあります。

冬の間はずっと出していいの?年賀状と一緒に出す?どんな人に送ったらいいの?

実はよく知らない寒中見舞いのアレコレについて解説していきます!

寒中見舞いとは?

寒中見舞い

日本では二十四節気といって一年を二十四の節目に分ける暦の数え方をしていました。

その中の寒さが厳しくなり始める『小寒』から、寒さが最も厳しくなる『大寒』までの期間を

寒中とし、お互いの近況を報告する寒中見舞いを出していたのです

昔は電話などもなく、お正月は実家に帰ると全く顔を合わせないということが普通だったの

で、手紙で変わりがないことを伝え合っていたんですね!

寒中見舞いは喪中で年賀状が出せなかった時や、喪中相手へのあいさつ、故人に届いた年賀状

への返礼などにも使えます。

年賀状だけではフォローしきれなかった部分を補えるので、上記に当てはまる方はぜひ寒中見

舞いを出してみてください。

特に毎年年賀状でやり取りしている相手であれば寒中見舞いを喜んでくれるはずですよ♪

寒中見舞いはいつまで出せる?

先ほど小寒から大寒の期間に寒中見舞いを出すと書きましたが、具体的には何日から何日なの

かと言うと、松の内を過ぎた1月7日から節分の2月3日ごろまでとなっています。

松の内の間は年賀状を出すので、寒中見舞いを出し始めるのはその期間の後という訳です。

ただし関西では松の内が1月15日までとなっていますので、関西に寒中見舞いを出すときは

それ以降に出すよう気を付けましょう!

そしてなぜ節分までに出さなくてはならないのかと言うと、節分以降は立春にあたるため『寒

』ではなくなってしまうからです。

もしも立春を過ぎてから見舞状を出したい場合は『余寒見舞い』として出すのが正解です!

これを過ぎると次の見舞状は『暑中見舞い』となってしまうのでお気をつけて。

寒中見舞い基本的マナー!

寒中見舞いを送るときに注意しなくてはならない点がいくつかあります。

まずは余った年賀はがきを使用しないこと

同じはがきなので使いまわせると思うかもしれませんが、寒中見舞いは季節の挨拶状です。

干支やお正月を連想させるイラストが入ったはがきは相応しくありません。

イラストを入れるのであれば、雪、椿、鶴など季節を感じさせて華やかになりすぎないもの

選ぶと良いです。

郵便局などに行けば寒中見舞い用のはがきが売っていますので、それを使用すれば間違いあり

ません!

便箋や私製はがきを使用する場合は切手を別に用意しなければなりませんので、こちらもはが

きと同様お正月を連想させるモチーフは避けて、一般的なソメイヨシノなどを使うようにしま

しょう!

次に自分や相手が喪中の時「賀」「喜」「おめでとう」など祝いの言葉を使わないこと。

年賀状が出せない理由はお祝いを自粛する喪中のためなので、寒中はがきでこれらの言葉を使

ってしまうと年賀状を出さなかった意味がありません。

「あけましておめでとう」ではなく「新年のご挨拶」などと言葉を変えて、あくまでも挨拶や

お礼を伝える手紙であることを強調しましょう。

終わりに

同じ冬に出すものですが、年賀状と寒中見舞いは全く別の物です。

うまく使い分けて遠方に住む人などと連絡を取り合ってくださいね!

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