5月の端午の節句といえば鯉のぼりを思い浮かべると思いますが、いつから飾っていつしまう
のかを皆さんご存知でしょうか?
鯉のぼりを飾る時期って大体どこの家でも一斉に上げている感じがあるんですけど、片付けて
いる時期ってまちまちなイメージがありますよね。
こどもの日が終わってすぐにしまう過程もあれば、6月に入ってもまだ鯉のぼりが風にたなび
いてるって家も見かけることがあります。
端午の節句といえば伝統ある行事なので、きっちり決まった期間出しておかなければご利益が
少なくなるのではないかという不安もあるかと思います。
そんな不安を解消する為、今回は鯉のぼりを片付ける上で正しい日にちと片付ける時間帯等、
ご利益が最大化する期間等調べてみました。
鯉のぼりはいつまで飾るの?
この日に片付けなければいけない、といった決まりはありません。
ちなみに片付けと同様に、飾る時期というのも決まっていないです。
ひな祭りの雛人形とは違って、「5月5日に鯉のぼりをしまわないと、男子が婿に行き遅れる」
なんてものもありません。
ということでこの日に片付けるといったものはありません。早くしまう家庭も遅くまで飾って
いる家庭も間違いではないのです。
片付けるべき時期というのが決まっていないということは分かって頂けたかと思います。
自由ではありますが、おすすめの片付け時期というのをご紹介していきます。
.鯉のぼりを片付ける時期は?
一般的な感覚でいうと5月5日を過ぎたら早めにしまうという方が多いようです。
それ以外にも一部の地域では5月の末まで飾っておくというケースや、旧暦で端午の節句をお
祝いする方については6月の中旬頃まで飾るといったケースもあるようです。
色んなケースがありますが、6月の梅雨に入ってしまうと鯉のぼりが雨で傷んでしまう恐れが
あるので、5月中にしまってしまうのがおすすめです。
ということで、端午の節句が終わったらタイミングを見計らって片付けるが無難ではありま
す。
鯉のぼりのしまい方のポイント
片付けは天気が良くて乾燥した日を選び、汚れを落として十分に乾かすとよいです。
汚れが目立つようであれば、収納する前に洗濯をしましょう。
次の年に押し入れから出したときに腐食や変色していまう可能性もあるので、きれいな状態で
しまうよう心掛けましょう。
鯉のぼりを洗う際、素材によって洗い方が変わりますので、購入時に手入れの方法をきいてお
くと良いでしょう。
一般的な洗い方としては、手洗いをするか、かたく絞った布で拭くといった方法があります。
手洗いの場合については中性洗剤につけておき、汚れのひどい箇所をもみ洗いをして、すすい
だあとに乾かします。
絞らずに干して、十分に乾燥させることで大丈夫です。
鯉のぼりをしっかり乾燥をさせたら、しわを伸ばします。
アイロンをかけると変色してしまう可能性があるので、手でしわをとります。
最後に綺麗にたたんで、湿度の低い場所にしまって完了です。
終わりに
なんとなく周りが飾っていたから出して、なんとなく周りがしまっていたからしまっている家
庭が多い鯉のぼり。
実は時期に指定がないゆるい行事であったことがわかりました。
今年からはいつ片付けてもいいんだぞ、とドヤ顔で片付けができると思います。
知っていると知らないとではやる気も気持ちも違ってきますよね。
この記事がそんな皆さんの力になれたなら幸いです。
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