コロナウイルス流行に伴い、マスクの品薄が大きな問題となっております。
品薄に伴い、布マスク2枚というアベノマスク政策が話題となりましたね。
マスクが品薄になる中、使い捨てマスクを再利用するという方もちらほらではじめました。
しかし再利用には危険があることはみなさんご存知でしょうか?
マスクからの雑菌を吸い込んで病気になってしまったという情けない状態だけは防ぎたいです
よね。
ということで今回は使い捨てマスクの再利用方法と、正しい消毒方法についてご紹介いたしま
す。
使い捨てマスクは再利用できるの?
通常は使い捨てマスクは名前の通り、再利用することを目的として作られていません。
見た目では劣化はわからないかと思いますが、再利用によりマスクの性能が落ち予防効果が薄
れてしまいます。
マスクに既についていた雑菌を吸い込んでしまうリスクや、マスク自体のフィルター機能低下
を招く恐れがありますので、基本的には再利用はやめましょう。
とはいえ品薄の場合は、洗ったり消毒をすることで再利用することが可能です。
もし再利用される場合については、マスクとしての性能落ちてしまっていることを理解しまし
ょう。
咳エチケット・濃厚な接触感染や鼻口に直接触れる頻度を少なくする為の使用ととらえておく
のが無難です。
使い捨てマスクの正しい消毒法
まず、手洗いで消毒する方法があります。
洗剤は除菌作用があるものを使用します。
洗面器やバケツにぬるま湯を溜めた後、容量に合った量の洗剤を投入してよく混ぜ合わせま
す。
ぬるま湯にするメリットとしては、洗剤の効力が高く発揮される点が挙げられます。
ちなみに花粉ブロック効果がある柔軟剤もあるのですが、マスクの洗浄には柔軟剤は使わない
ようにしましょう。
しっかりとすすいだ後は、タオルで水分をよくふきとり、しっかりと乾燥させてください。
もう1点、アルコールで消毒する方法があります。
アルコールで消毒する方法は水分を使わないので、手洗いするよりもマスクの効果を下げにく
いおすすめの方法です。
ウイルスの除菌にもっとも効果があるといわれている、度数70%~80%のアルコールを使用
しましょう。
一般で市販されている消毒用エタノールがだいたいこの度数です。
アルコールで消毒した場合も、アルコールが乾くまでしっかりと乾燥させましょう。
使い捨てマスクを消毒する際の注意点
手洗いする場合は、マスクの生地劣化に注意する必要があります。
つい汚れを落としたい為に、もみ洗いをしてしまいがちですが、もみ洗いは生地を傷つけてし
まうので、押し洗いにしましょう。
アルコール消毒する場合ですが、使用するアルコールは飲酒用のアルコールや度数の低いアル
コールでは消毒効果が期待できないので、使用しないようにしましょう。
噴射する際は必ず表面、裏面両方にやりましょう。
表側は外部からのウイルスや雑菌が付着していますし、裏面は自身が吐き出した息に含まれた
雑菌が付着しています。
乾かす際の注意点としては、しっかりと乾かすということが大切になります。
アルコールが乾かないまま使用した場合、吸い込んだ拍子に口内や喉、気管を傷めてしまう可
能性があります。
消毒用アルコールについては体内に取り込むために作られている製品ではありません。
取扱いには十分注意しましょう。
終わりに
今回は、マスクを再利用する場合の消毒方法についてご紹介させていただきました。
洗う・消毒の両方とも基本的な使い捨てマスクの使用用途とはずれています。
基本的な使用では再利用はしないようにしましょう。
どうしても再利用が必要な場合は、しっかりと消毒をした後に使用するようにしましょう。
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