持っていれば便利に使えるというマイナンバーカードですが、申請するのが面倒だったり、今のところ必要なさそう・・・と取得する意思がなかった人も多いのではないでしょうか。
でも、これからますますメリットが増えそうだし、マイナポイントをもらうための手続きにも必要ということで、取得を検討しているかもしれませんよね。
改めて、マイナンバーカードとはどんなカードなのか、申請方法や注意点など詳しく解説していきましょう。
マイナンバーカードとは?
マイナンバーカードとは、自ら申請することにより無料で交付されるプラスチック製のカードです。
マイナンバーカードには顔写真が入り、マイナンバーの確認と本人確認をこれ1枚で行うことが可能です。
国民一人一人にマイナンバーが通知され、通知カードを所有しているはずですが、これはマイナンバーカードではありません。
通知カードはマイナンバーをお知らせするものであって、マイナンバーカードのように本人確認書類として使用することはできません。
マイナンバーカード申請方法
マイナンバーカードの申請は、次の4つの方法のいずれかで行うことができます。
郵便で申請
1.個人番号カード交付申請書に署名または記名し押印、顔写真を貼り付ける。
2.送付用封筒に入れてポストに投函。
パソコンで申請
1.デジタルカメラで顔写真を撮影し、パソコンに保存。
2.交付申請用のWebサイトにアクセス。
3.画面に従い必須事項を入力し、顔写真を添付して送信。
スマホで申請
1.スマホで顔写真を撮影。
2.交付申請書のQRコードを読み込み、申請用Webサイトにアクセス。
3.画面に従い必須事項を入力し、顔写真を添付して送信。
証明用写真機で申請
1.タッチパネルから「個人番号カード申請」を選択。
2.撮影用のお金を入れ、交付申請書のQRコードをバーコードリーダーにかざす。
3.画面の案内に従って必須事項を入力、顔写真を撮影して送信。
※対応しているまちなかの証明用写真機は、「地方公共団体情報システム機構ホームページ」の、「まちなか証明写真機からの申請」で確認することができます。
マイナンバーカード交付までの期間
マイナンバーカードの交付申請を行い、市区町村から交付通知書が発送されるまで、概ね1ヵ月間となっています。
交付通知書とは、マイナンバーカードの交付の準備ができたことをお知らせする通知書です。
マイナンバーカード申請の注意点
マイナンバーカードの交付申請書に不備があった場合は、交付通知書の発送が通常よりも長く1ヵ月以上かかる場合があるので注意してください。
申請不備となる原因で、最も多いのが顔写真の不備です。
1.レンズに近寄りすぎることで、顔の一部が切れているなど。
2.撮影時の背景に障害物(家具などの一部)が映りこんでいる場合。
まちなか証明写真機で撮影した場合なら大丈夫ですが、自宅の室内などで自撮りする場合は注意が必要です。
まとめ
くらしに便利、メリットもますます多くなるマイナンバーカード、申請はそれほど難しくないでしょう。
しかし、申請に不備があると再申請しなければならず、交付までの期間が長くなる恐れがあります。
申請する時はいずれの方法でも記入する内容をしっかりチェックし、顔写真は指定の寸法や規格を満たしたものを送りましょう。
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