マイナンバーカードがなくなっている!という状況になったらかなり慌ててしまうと思いますが、マイナンバーカードは再発行出来ます。
申請前にした方が良い事もありますので、まずは落ち着いて再発行までの手順を確認してください。
マイナンバーカード紛失したらどうなる?
マイナンバーカードは住所・氏名などの個人情報が記されている上に免許証やパスポートのように顔写真付き本人確認書類として利用することが出来ます。
厳重なセキュリティが用意されているのでそうそう悪用されませんが、落としたり盗まれたりした場合、個人情報の漏えいやなりすましによる犯罪に悪用されてしまうことがあります。
危ない犯罪に巻き込まれない為にも、紛失に気づいたらまずコールセンターに連絡してカードの一時停止をしてもらいましょう。
一時停止をすると電子証明書としての効力を失うので、住民票などの書類を勝手に発行されることはなくなります。
コールセンターは365日24時間受付可能ですので、いつでも対応してもらえます。
しかしカードが見つかった場合の一時停止解除は電話では行えず、市区町村の窓口で手続きする必要があります。
もし外出先で紛失した可能性がある場合は警察に遺失物届を出しておくのも重要です。
警察の方でマイナンバーが見つかった際、遺失物届の「受理番号」がマイナンバーカードの再発行に必要になるので、しっかり控えておきましょう。
マイナンバーカード再発行手続き方法
再発行の手順自体は至ってシンプルで、マイナンバーの紛失・廃止届を提出して1~2カ月後に再発行されたマイナンバーカードを受け取るだけです。
紛失・廃止届が受理されると失くしたマイナンバーカードが万一見つかっても使用することは出来ません。
紛失・廃止届は市区町村の窓口に提出するのですが、その際に「本人確認書類」と「警察に遺失物届を出した時の受理番号」が必要になります。
マイナンバーカードを外に持ち出して失くした場合は必ず窓口で手続きをする前に、警察に遺失物届を提出しておきましょう。
自宅で紛失した場合は「本人確認書類」のみで問題ありません。
再発行手続き時に必要なもの
マイナンバーカードを再発行するにはいくつかのものを用意する必要があります。
・本人確認書類
A. 住民基本台帳カード、運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、身体障害者手帳、在留カードなど
B. 健康保険証、年金手帳、学生証、社員証など
・遺失物届の受理番号
・個人番号カード再交付申請書
・顔写真(縦4.5㎝×横3.5㎝)
・再交付手数料1000円
もしも代理人が申請する場合は上記の他に必要なものがあります。
・委任状
・委任した本人確認書類(原本)
・代理人の本人確認書類(原本)
本人確認書類はAの免許証やパスポートなど顔写真付き官公署発行書類ならば1点、Bの健康保険証や年金手帳など氏名と住所がわかるものならば2点が必要です。
書類に不備があると用意するまで手続きが進まなくなるので、しっかり揃っているかを確認してから窓口に向かいましょう。
再発行時の注意点
・遺失物届の受理番号は自宅で紛失した場合は必要ありません。
・顔写真は6カ月以内に撮影した物を用意してください。
・基本的に紛失・廃止申請書や再発行申請書の手続きが出来るのは本人のみ。
・2~4つの暗証番号を考えておく。具体的には
- 署名用電子証明書の暗証番号(英数字混在6桁~16桁)
- 利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)
- 住民基本台帳事務用の暗証番号(数字4桁)
- 券面事項入力補助用の暗証番号(数字4桁)
②~④の番号は共通でも問題ありませんので、メモしておくとスムーズに手続きが済みます。
まとめ
マイナンバーカードは再発行出来るものの、新しいカードが手元に来るまでにしばらく待たなくてはなりません。
マイナンバーを身分証として使っている人などはなるべく早く再発行手続きをすることをおすすめします。
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