クーラー病の症状に注意しよう!気になる原因と7つの対策!

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夏といえば熱中症ですが、もう一つ「クーラー病」も気を付けなくてはなりません。

熱中症のように命に関わる症状は出ませんが、ただでさえ暑さに耐えなくてはいけない夏をだるいまま過ごすのはもったいないですよね!

クーラー病の症状を理解してしっかり対策をしましょう!

クーラー病の原因

クーラー病

「クーラー病」という名前が付いていますが、正しくは暑い外と涼しい室内を行き来することによる「自律神経の乱れ」です。

体が活動しているとき体温を下げる働きをするのが「交感神経」で体がリラックスしているときに体温を下げようとする働きをするのが「副交感神経」。

この二つを合わせて「自律神経」と呼び、二つがバランスよく作用することで体温調節を行っています。

しかし5℃を超える気温差を頻繁に行き来すると自律神経の働きが追い付かなくなり、結果だるさや頭痛などの症状が出るクーラー病を引き起こしてしまうのです。

クーラー病の症状

クーラー病

体中の冷え

主に手足など末端が冷えることが多いです。

頭痛

自律神経のバランスが崩れたり、冷えて血流が悪くなるので頭痛を引き起こすことがあります。

だるさ

血流が悪くなるのでなんとなくだるいくて動くのが辛くなります。

食欲不振

胃が冷えると動きが悪くなり消化が鈍るので食欲が落ちる場合があります。

肩こり

血流が悪くなるので、元々肩こりに悩まされていた人は症状が悪化したりします。

便秘、下痢

体全体の機能が働きにくくなるので、便秘や下痢の症状が出る方もいます。

生理不順

女性の方はホルモンが影響を与えやすいので、生理が早まったり遅れたりします。

むくみ

老廃物の排出がうまく出来ずむくんでしまうことがあります。

めまい

自律神経の乱れで立ちくらみやめまいがするという方もいます。

クーラー病にかかった時の7つの対策

クーラー病

クーラーの温度を調節する

クーラーの設定温度を下げ過ぎると外との気温差が大きくなり、自律神経が乱れやすくなります。

外との気温差が5℃以内になるよう調節してみましょう。

カーディガンやひざ掛けを利用する

外を移動する時は薄着になると思いますが、そのまま冷え切った部屋に長時間いるとクーラー病を引き起こしやすくなります。

カーディガンを羽織るとクーラーの冷気からも身を守れますよ!

また冷気は下にたまりやすいので、足は特に冷えやすくなります。

会社に付いたら靴下を履いたり、ひざ掛けを使って体を温かく保ちましょう!

温かい飲み物を飲む

夏はアイスや冷たい飲み物を飲みがちですが、そればかりだと体が冷えすぎてしまって良くありません。

長時間クーラーの効いている室内にいるときは温かい飲み物を飲んで体を内部から温めましょう。

生姜や香辛料を使用した料理も体を温めてくれるのでおすすめです!

湯船につかる

夏はシャワー派の方が増えると思いますが、湯船に浸かると体がしっかりと温まって自律神経の乱れを落ち着かせてくれます。

気温が暑くてのぼせやすいので、38℃~40℃のぬるいお湯に15分ほど浸かってリラックスするのがおすすめですよ!

運動をする

筋肉は熱を作ることが出来るので、運動して筋肉を作るのは冷え予防に効果的です。

運動することにより血流も良くなります。

睡眠を取る

疲れている状態では自律神経が乱れやすくなります。

暑い時期はただでさえ疲れが溜まりやすいので、夜更かしせず8時間睡眠を目指してしっかり体を休ませましょう。

汗をこまめに拭く

外を歩いていると大量の汗をかいてしまうと思います。

その汗を拭かないままクーラーの効いた室内に入ると必要以上に熱が奪われ、体温が一気に下がってしまいます。

このような状態も自律神経が混乱しやすいので、汗をかいたらこまめにタオルなどで拭ってから室内に入るようにしましょう。

まとめ

会社や学校は空調が一括管理されていることが多いため、温度を調節するのは難しいかもしれませんが、他にもクーラー病対策はたくさんあるのでぜひ実践してみてください!

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