ヘルシーで健康や美容に良い効果が期待でき、ダイエットにも利用できるというオートミール。でも、実はカロリーが高いという噂も耳にしました。
もしカロリーが高ければ、どんなに栄養バランスが良い食品でも、ダイエット中に利用するのはためらってしまいませんか。
オートミールはカロリーが高いのかを検証、そして1食分の目安についても調べてみました。
オートミールのカロリー
最初に申し上げましょう。オートミールのカロリーは100gあたり380㎉です。
ハッキリ言ってダイエット中に利用する食品としては、カロリーが低い方ではないでしょう。
しかし、これは単純にグラム当たりのカロリーで、実際に食べる場合100gのオートミールはかなりの量になります。
1食分の目安は30g程度だといいますから、その3倍以上の100gを一度に食べることは一般的ではありません。
1食分30gのカロリーは114㎉なので、白米やパンなどの主食と比較して低カロリーだといえるのではないでしょうか。
オートミールの1食分は30gが適量?
オートミールの食べ方を見ると、1食分の目安が30gとなっていることが多いです。
30gって、少なすぎるのでは?と思うかもしれませんよね。
でも、オートミールは乾いた状態ではなく、水や牛乳でふやかして食べるので、30gでも結構お腹に溜まります。
それに、食物繊維が豊富に含まれている食品ですから、食べた後の満腹感も持続していわゆる「腹持ちが良い」と感じられるようです。
もちろん、満足できる量には個人差があり、30gでは少なすぎると感じる人もいるでしょう。その場合は30g以上でもOKですが、あまり大量に食べすぎるのはオススメできません。
なぜなら、食物繊維を過剰に摂りすぎる恐れがあり、それによって胃腸に負担がかかる心配があるからです。
オートミールの糖質
最近は何かと糖質を意識してしまう、そんな方も多いのではないでしょうか。
オートミールの糖質は?ダイエットや健康のためにオートミールを食べるのなら、やっぱり糖質も気になりますよね。
オートミールの糖質は、100gあたり約60gです。一方、炊いた白米の場合は100gあたり約35.6gの糖質が含まれているといいますから、オートミールは意外に糖質が多いと思うかもしれません。
ただ、オートミールは1食分が白米よりも少ないのが一般的だし、白米はご飯茶碗1杯分が100gより多い約150g、糖質は約53.4gになります。
それを考えると1食あたりの糖質は白米よりも抑えられるはずですよね。
また、オートミールは低GI食品であることから、食べても血糖値を上げにくく、カロリーも白米より少ないので、肥満や糖尿病予防にも役立ちそうです。
オートミールの理想の食べ方
オートミールの理想の食べ方、量としてはやはり30g~50g程度だといわれています。
乾燥したまま食べるのではなく、水や牛乳に浸したり煮たりすることでかさが増えますから、思ったよりも量があると感じられるでしょう。
食べる人の個人差もあるので、これくらいの量を絶対守らなければならないということはありませんが、あまり多すぎるとお腹がいっぱいになってしまいます。
場合によっては胃腸に負担をかけてしまうかもしれませんから、量はほどほどにしておいた方が無難ですね。
また、食べる時間帯は朝がオススメ。朝は何かと忙しくて朝食を準備するのが大変という人でも、オートミールならサッと用意することができ、栄養も豊富で腹持ちも良いので朝食向きの食品です。
まとめ
オートミールのカロリーは意外と高いのですが、1食分の分量でカロリーを見れば、白米よりもだいぶ少なくなります。
同じように、糖質もそれほど少なくないのですが、1食分が少なければ当然摂取する糖質も少なくなるので、糖質制限が必要な人以外はそれほど気にしなくても良いかもしれません。
また、1食分は30g~50g程度が理想。多すぎればお腹が苦しくなったり、調子が悪くなることもあるので、この範囲で自分の適量に調整してみてください。
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