安倍晋三総理大臣の辞任に日本中が驚いた8月。
残念ながら持病の悪化による辞任のようですが、やはり気になるのは次の総理大臣。
自民党の中で決められますが、最有力候補として挙がっているのが菅官房長官です。
「令和おじさん」としても有名な方ですが、どんな方なのか改めて紹介していきたいと思います!
菅官房長官の年齢は?
菅官房長官こと菅 義偉(すが よしひで)さんは1948年(昭和23年)12月6日生まれの71歳です。(2020年9月現在)
若々しく見えるので、年齢を聞いて驚く人も多いのではないでしょうか。
菅官房長官の高校は?
通っていた高校は出身である秋田にある秋田県立湯沢高等学校。
自宅から一番近い高校を選ぶのは一般的だと思いますが、秋田県の中でも特に自然豊かな雄勝
町に住んでいた菅官房長官の通学時間はなんと2時間!
学校に通うだけでも大変な土地に生まれたことがわかりますね。
菅官房長官の大学は?
秋田から上京して東京の法政大学に入学しました。
入学も順調だったわけではなく、入学金を貯めるために築地市場での台車運びや皿洗いのアル
バイトなどを掛け持ちし、2年間の浪人を経験してようやく入学しました。
入学後も実家からの援助は期待できなかったため、更にガードマンや段ボール工場でのバイト
を掛け持ちして自分の学費を捻出していたそうです。
菅官房長官の生い立ち
菅官房長官は『秋の宮いちご』のブランド化をした父と、教師の母の間に長男として産まれま
した。
農家である実家の手伝いをしながら地元である秋田で高校卒業まで過ごしましたが、家業を継
ぐのには抵抗を覚え「もっと自分を試したい」と東京へと上京します。
段ボール工場に就職しますが、自分の視野を広げるために大学へ行きたいと考えます。
それからはアルバイトでひたすら入学金を稼ぎ、2年の浪人の末、当時私立で最も学費が安か
った法政大学へと入学しました。
卒業後は一度、電気設備会社に就職してサラリーマンになりましたが、「世の中を動かしてい
るのは政治」ということに気づき政界へと興味を持ちます。
しかし政治関係に全くツテがなかったので、法政大学OBの国会議員事務所に紹介してもら
い、小此木彦三郎元通産大臣の秘書として雇われました。
小此木元通産大臣の秘書はその後11年間勤め、その間に議員宅の家事手伝いとして働いてい
た未来のお嫁さんである真理子さんとも出会います。
その後横浜市会議員選挙に出馬すると見事初当選し、市議を2期務めました。
横浜市政に影響力のある小此木元通産大臣の秘書という立場と秘書時代に広げた人脈で、小此
木元通産大臣が亡くなると「影の横浜市長」と呼ばれるほどの存在感をあたえていました。
そこで経験を積んだ後、神奈川2区から自民党公認で出馬したところ初当選!
その後は国土交通大臣政務官、経済産業大臣政務官、党国会対策副委員長、総務副大臣、総務
大臣、選挙対策副委員長など様々な経験をし、第二次安倍内閣の時に現在も就いている内閣官
房長官となりました。
内閣官房長官に任命されてから7年と8カ月という歴代1位の記録を更新し続けています。
2019年には新しい年号である「令和」を発表した方でもあるので、「令和おじさん」とし
て一気に知名度が上がりました。
またパンケーキなどのスイーツが好きというかわいらしい面もあり、パンケーキを笑顔で召し
上がる写真がいくつか撮られています。
安倍総理大臣の辞任により自民党総裁選挙に出馬する意思を固めたということで、もしかした
ら内閣官房長官の歴代就任記録を打ち切り、新しい総理大臣となるかもしれませんね!
まとめ
菅官房長官は決して恵まれた生まれではありませんでした。
自分の興味があるもののために必死で努力し、様々な経験を経て今の内閣官房長官にまで上り
詰めたのです。
まだまだどうなるかわからない内閣総理大臣ですが、もしも菅官房長官が就任したら応援して
いきたいですね!