突発性難聴が改善する食べ物は何?食べてはいけないものは?

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突然耳が聴こえにくくなったり、耳鳴りが起こることもある突発性難聴。

ぐるぐる回るような感覚の、めまいの症状を伴う場合もあるといいますから怖いですよね。

突発性難聴に罹ってしまったら、日常生活にも支障が出るので、速やかに適切な治療を受けなければならないでしょう。

治療を受けるほかに、食生活に気をつけることでも症状の改善が期待でき、また予防にもつながるといわれています。

突発性難聴が改善する食べ物、そして食べてはいけない食べ物について、詳しく解説していきましょう。

突発性難聴の原因

突発性難聴

突発性難聴の原因、残念ながら明らかになっていません。

ただし、原因ではないかと考えられているものに、内耳の血管の血流障害やウイルス感染、アレルギー、内リンパ水腫などがあります。

血流障害やウイルス感染により、有毛細胞が傷つき壊れてしまうと、耳で感じ取った音を脳に伝えることができなくなります。

罹りやすいのは40代~60代、いわゆる働き盛りの年代ですが、ストレスや睡眠不足、過労などにより起こりやすくなるといわれています。

突発性難聴が改善する栄養素

突発性難聴

体調を整えるために、栄養バランスに気を付けて食事を摂ることは大切です。

体調不良を自覚しているのなら、栄養が偏っていたり、不足しがちな栄養素があることも。

突発性難聴を発症した人の場合、特に意識して摂取したいのは次のような栄養素です。

ビタミンB12

睡眠と覚醒のリズムを整え、神経を正常に働かせる作用があります。

病院で突発性難聴と診断された場合、ビタミンB12製剤が処方されることもあります。

ビタミンB1

脳の中枢神経、末梢神経の機能を正常に保つために必要な栄養素です。

摂取した炭水化物や糖質をエネルギーに変えるために必要な栄養素で、不足することで体や脳が疲れやすくなります。

甘いものが好きでよく口にする人なら、ビタミンB1が不足することも。

ビタミンC

抗酸化作用があり、ストレスへの抵抗力を高める作用が期待できます。

亜鉛

皮膚や粘膜の健康維持など、細胞が生まれ変わるために欠かせない栄養素です。

耳鳴りの症状が重い場合、睡眠不足やストレスが引き金になっていることがありますが、亜鉛を摂取することで不眠や抑うつへの改善に効果があるといわれています。

突発性難聴に効く食べ物

大豆

▪ビタミンB12・・・レバー、牡蠣、アサリ、シジミ、サンマ、卵黄、チーズなど

▪ビタミンB1・・・豚肉、レバー、大豆、ゴマなど

▪ビタミンC・・・イチゴ、キウイ、柑橘類、ブロッコリー、パセリ、ジャガイモなど

▪亜鉛・・・牡蠣、レバー、牛肉、豚肉、鶏肉、卵、ごま、海苔など

レバーを含む肉類や魚介類に、ビタミンB群や亜鉛が多く含まれています。

ビタミンCは柑橘類などの果物に多く含まれているイメージがありますが、意外なことにジャガイモやブロッコリー、パセリなどの野菜にも多いですね。

食べてはいけない食べ物

▪カフェインが含まれるもの・・・コーヒー、紅茶、緑茶、コーラ、エナジードリンクなど

▪香辛料・・・唐辛子、コショウ、わさび、辛子など

カフェインも香辛料も神経を刺激し興奮させてしまうので、突発性難聴の症状がある時は避けた方が良いでしょう。

まとめ

突発性難聴の原因は、今のところはっきりとは分かっていません。

しかし、ストレスや睡眠不足などが関係している場合も多く、それらを改善するために食べ物で対策するのも有効です。

症状が重ければ治療を受けるべきですが、自分でできる改善方法・予防方法として、食べ物にも気を配ってみましょう。

刺激を与えるものは避け、ビタミンB群やビタミンC、亜鉛をたっぷりと摂れる食生活がオススメですよ。

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