突発性難聴は年齢問わず発症する厄介な病です。
しかしその突発性難聴に水飲み療法が効くというのはご存知ですか?
一体どのような治療法でなぜ効くのかをご紹介します!
突発性難聴に水飲み療法は効果あり?
水飲み療法は民間療法の一種ですが、人によってはかなり効果が期待できます!
突発性難聴やメニエール病は蝸牛(かぎゅう)と呼ばれる耳の奥にある器官にリンパ液が溜まりすぎるのが原因の一つと考えられています。
リンパ液は定期的に交換されていくのですが、ストレスなどで機能が鈍るとリンパの流れが悪くなってしまうのです。
この流れはどうしたら改善されるかというと、排尿の頻度を上げるのが良いとされます。
実際の治療法にも利尿剤を使って体の巡りを良くするものがあります。
その利尿剤の代わりが水ということです。
水は体への副作用が一切ないため、安全かつ確かな効果を望むことが出来ます。
病院に行く必要もありませんし、自宅の水を使えばコストも安く済んでとってもお財布に優しい治療法です!
突発性難聴に炭酸水は効果的?
水飲み療法に炭酸水が良いという話は見つかりませんでした。
逆に炭酸水は大量に摂取すると胃腸が活発になり過ぎて下痢になってしまったり、胃酸が流れやすくなって潰瘍を引き起こす原因になったりします。
炭酸は二酸化炭素が含まれていて飲むと満腹感が得られるためダイエットにも用いられますが、これもやりすぎると消化機能を活発にして食欲が増進してしまいます。
水飲み療法は2リットルの水を毎日飲まなくてはならないのですが、炭酸水の一日の限度は1.5リットルとなっています。
少し足りない上に毎日飲み続けるにはリスクが高いので、水の代用としては使わない方が良いでしょう。
とは言っても2リットルの水の内500ミリリットルを炭酸水にするなどは全く問題ありません。
適量の炭酸は血行が良くなったり、良いこともありますのでほどほどに摂取していきましょう!
水飲み療法のやり方
いよいよ気になる水飲み療法のやり方です!
いきなり目標の2リットルに手を出すとペースも自分にとっての適量もわかりません。
3日間は目標の半分である1リットルにチャレンジしてみましょう。
人によってはむくんだり、何かしらの体調不良があるかもしれません。
その場合はすぐに中止するか更に量を減らして様子を見てみてください。
問題がなければ次の3日間は1.5リットルに量を増やしてみましょう!
女性の方はそのまま1.5リットルが推奨されていますが、体格や体質によって違いがありますのでもう少し増やしたい方は2リットルにチャレンジしてみてください。
3日間様子を見て問題なければその量を継続して飲み続けます。
水飲み療法の注意点
水以外にもお茶やジュースやコーヒーを飲んだり、ご飯にはスープや味噌汁を飲むこともあると思いますが、それらの液体は2リットルの中には含めません。
水もしくは炭酸水(無糖)を飲んだ時のみ計量してください。
そして水を飲む時は一気に飲むのではなく、コップ一杯を頻繁に飲むようにしましょう。
一気に飲み干すと体の巡りを良くする前にすべて排出されてしまい、以降はまた滞ってしまうので意味がありません。
飲む水は冷やしたものではなく、なるべく常温かぬるめの温度にして飲むと胃腸に負担がかかりません。
前日にペットボトルを冷蔵庫から出しておけば丁度いい温度で飲むことが出来ますよ!
その日に飲む分は寝る2時間前には飲み終わるようにしておきましょう。
また心臓、腎臓、肝臓に疾患がある方は悪化する可能性があるため、水飲み療法は行わないようにしてください。
むくみが気になる方もおすすめしません。
まとめ
水を飲み続けるだけで難聴や耳鳴りが緩和されるなんて驚きですよね!
誰でもできる簡単な治療法なのでぜひ試してみてください♪
【こちらもお勧め】
突発性難聴はストレスが原因?初期症状と予防法・治療法のまとめ!
突発性難聴には有酸素運動が効くの?めまい・耳鳴り・聴力が改善!