数あるダイエットの中でも糖質制限ダイエットは有名ですよね!
糖質制限ダイエットをする上でGI値というものが重要視されていましたが、最近情報が更新されたのをご存知ですか?
今回は糖質制限とその新常識についてご紹介いたします。
糖質制限ダイエットとは
文字通り米、パン、麺類などの糖質を含むものを制限して脂肪を付きにくくするダイエットです。
なぜ糖質を制限すると脂肪が付きにくくなるのでしょうか?
それは糖質を取ると血糖値が上がり、インスリンというホルモンが分泌されることと関係があります。
インスリンは糖質を糖エネルギーに変換するのですが、運動などで消費される糖エネルギーが余ってしまうと体に脂肪として蓄える働きをします。
つまり糖質を制限することにより血糖値が上がりにくくなり、インスリンそのものの分泌を抑えられるのです!
更に、作られた糖エネルギーではなく、体に付いた中性脂肪を燃焼させてエネルギーを作れるようになるので、脂肪を貯めにくく、燃焼しやすい体になるという一石二鳥なダイエット方法なのです。
そして糖質だけ制限をすれば良いので、肉なども自由に食べることが出来て食べることが好きな方にはストレスの少ないダイエットでもあります。
始めて一週間で効果が出たという体験談もありますが、それは貯めこまれていた水分が排出された結果で、体質改善がされて本当に効果を得るためには少なくても一カ月が続ける必要があります。
GI値って何?
「ある食品を炭水化物量50g分この摂った時の血糖値の上がり具合」をGI値と言います。
例えば日本人にとって欠かせないお米で考えてみると、炭水化物50gを含む量は茶碗一杯程度となります。GI値は84です。
一方ダイエットの天敵とも言えるポテトチップスは、90g程度(約一袋と半分)で炭水化物50gを含んでいて、GI値は60となります。
この数値が大きいほど血糖値を上げる食品ということなので、低い物を選ぶ目安になります。
GL値って何?
対してGL値は「ある食品を基準となる量摂った時の血糖値の上がり具合」を指します。
食品ごとに基準となる量が決まっているので、それを計算式にいれて結果を求めるのです。
ちなみに計算式は
「GI値×標準摂取量あたりの炭水化物量÷100」
です。
GL値では数値が20以上になれば血糖値を上げやすい食品、11~19であれば普通の食品、10以下になれば血糖値を上げにくい食品ということになります。
ダイエットにはGI値よりGL値が重要
GI値はある食材を炭水化物50g分食べたと仮定しなくてはなりません。
上記の米とポテトチップスの例を考えてみると、茶碗一杯のご飯を食べるよりもポテトチップス一袋と半分食べた方が糖質制限としては良いということになってしまいます。
しかし実際はそれでダイエットになるかと言われればなりません。
GL値であれば食材の標準摂取量が最初から決まっていて、それを基準として考えるため現実にはありえないような矛盾は起こりません。
かといってGI値は当てにならないのかと言われればそうではなく、どちらも参考にすることでより信用出来るデータを得ることが出来ます。
例えば米はGI値から見てもGL値から見ても血糖値を上げやすい食品であることがわかるため、制限候補に真っ先に選ばれます。
GI値が高ければGL値も高くなるのが普通ですが、食品によってGI値が高くてもGL値では低い場合があるので、そういったものは糖質制限中でも食べて問題ありません。
計算のしやすさと基準がわかりやすいことから、GL値の方が糖質制限をする上で重要視されますが、余裕があればGI値も確認して両方の観点から判断してみてくださいね!
まとめ
似ているようで全く違うGI値とGL値。
うまく利用して適切な糖質制限ダイエットを行いたいですね!
気長にがんばっていきましょう!
【こちらもお勧め】
大豆ミートのダイエット効果がすごい!おいしく!健康に!痩せる!