宇宙食キヌアの美容効果が凄すぎる!栄養と炊き方・カロリーを調査

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あのNASAが宇宙食に選んだという「キヌア」をご存じですか?

穀物の一種なのですが、栄養豊富なスーパーフードで世界的にも注目されていて、テレビの情報番組や雑誌などでその名前を目にしたり聞いたりしている人もいると思います。

なぜキヌアが宇宙食に選ばれることになったのか、小さな粒々のキヌアの中には秘密がギュッと詰まっているようです!

キヌアに期待できる効果や、含まれている栄養、カロリー、食べ方などについて調査してみました。

宇宙食キヌアとは?

キヌア

キヌアは南米アンデス地方原産のヒユ科の植物で、古代インカでは「母なる穀物」と呼ばれていました。

低温や乾燥にも強く、塩分を含んでいるような土でも元気に育つという、とても生命力が強い植物なのですが、最も注目したいのは含まれている豊富な栄養素です。

穀物でありながら含まれているのは炭水化物だけでなく、非常に栄養バランスが良いこと、効率よく収穫できることから、「21世紀の主要食」とも評価されています。

栄養面で優れているだけでなく、取り扱いしやすい食材であることから、NASAも「宇宙食」として推奨するに至りました。

キヌアの美容効果が凄すぎる

キヌア

栄養豊富なキヌアは、美容効果も高いといわれています。

ダイエット中でもタンパク質をしっかり摂ることが必要なのですが、キヌアにはタンパク質が豊富に含まれていますし、ビタミン類やミネラル類も豊富なので美肌効果も期待できます。

食物繊維も豊富ですから便秘予防効果も高く、鉄分も補給できるので貧血予防効果も期待できるでしょう。

キヌアの栄養

穀物は主食として食べることが多いので、含まれているのは炭水化物というイメージがありますが、キヌアは炭水化物だけでなくタンパク質の含有量が多いという特徴があります。

日本人に馴染みのある穀物といえば白米や玄米ですが、キヌアに含まれているタンパク質はその白米や玄米の2倍以上にもなります。

さらに、キヌアに含まれているタンパク質は、必須アミノ酸のすべてがバランスよく含まれており、ビタミンB群や葉酸、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛なども豊富に含まれています。

キヌアの炊き方

生で食べることができないキヌアは、粉にしてパンやパスタにしたり、茹でたり炊いたりしてから食べます。

今回は、炊いて食べる方法をご紹介しましょう。

1.キヌアをボウルなどに入れ、よくすすぎます。キヌアは粒が小さいので、水を切る時は目の細かいザルを使った方がいいでしょう。

2.キヌア2合に対し、水2カップ、臭み消しに酒を大さじ1加えて普通に炊飯します。

キヌアのカロリー

キヌアのカロリーは、100gあたり374㎉。

白米が100gあたり357㎉ですから、ちょっとカロリーが高めになりますが、これはそれぞれ生の状態です。

キヌアは炊くことで3~4倍にも膨らむため、炊飯後2倍程度に膨らむ白米と比較して、食べる時のお茶碗1杯分ではキヌアの方が低カロリーになります。

キヌアを食べる際の注意点

キヌアには毒性の高い種類のサポニンが含まれており、これをそのままにして食べてしまうと、赤血球を破壊してしまう恐れがあります。

市販のキヌアはサポニンを除去する処理が施されていますが、念のため水洗いはしっかり行うようにします。

また、食物繊維が豊富なので、摂取過剰になると消化不良を起こす可能性があります。

1日の目安量は20g程度、まとめて調理しても小分けして食べるようにしましょう。

まとめ

栄養豊富で扱いやすいことで宇宙食に推奨されたキヌア、美容や健康のために取り入れてみてはいかがでしょうか。

炊飯器で簡単に炊くことができるキヌアですが、調理前にしっかりと洗うことが大切です。

また、体に良いからと食べすぎるのはNG、個人差もありますから最初は様子をみながら、少量ずつ食べるようにしましょう。

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