沖縄の代表的な野菜「ゴーヤー(にがうり)」! 家庭で栽培している人も多く、沖縄の食卓には欠かせない野菜。でも、あの独特な苦味が嫌いな人も多いですよね。ゴーヤーは栄養満点!是非、苦味を克服して健康的な食生活を手に入れましょう!
ゴーヤーの苦味は取れない?
子供の頃、よく母がゴーヤーチャンプルーを作ってくれた。学校給食メニューにもよく出ていた・・が、全く食べる事が出来なかった(^_^;) なぜならそれは・・・
苦いからーーー!
そうです、ゴーヤーは苦い苦い野菜!苦手な人も多いですよね。その苦味が好き♡、という人もいますが、やはり、苦味が強すぎると食べづらいですよね汗
ゴーヤーの苦味の原因は「わた」、とよく聞きますが、実は「わた」は苦くありません。「緑の部分」が苦いんですよー!
薄く切ったり、塩で揉んだり、茹でたり、電子レンジにかけたりと苦味取りの方法は色々ありますが、我が家では・・・
2mmに切ったゴーヤーを塩で揉んだ後、昆布茶を入れた少量の水で茹でる!
ゴーヤーが昆布茶の旨みを吸って苦味が軽減!! この方法で我が家の子供達もゴーヤーチャンプルーを食べてくれるようになりました。昆布茶には、食物繊維やカリウムなど昆布の栄養もたっぷり入っているので、一石二鳥ですよ(^_-)
苦味の少ないゴーヤーチャンプルーの作り方
佃煮やおひたし、てんぷら、カレー等など、ゴーヤーを使った料理は沢山ありますが、今回は定番のゴーヤーチャンプルーの作り方をご紹介します!
◆ 材料(2人分)◆
- ゴーヤー 1本
- 豚肉 150g
- 島豆腐 1丁
- 卵 2個
- かつお節 少々
《調味料》
- 塩 少々 水 少量
- こしょう 少々 サラダ油 大さじ
- 片栗粉 小さじ1/2 ★しょうゆ 大さじ1
- しょうゆ 小さじ1/2 ★こしょう 少々
- お酒 小さじ1/2 ★顆粒だし 小さじ1
- 昆布茶 小さじ1
作り方~
- ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンでワタと種を取る。
- 2mmの厚さに切り、塩をふりかけ5分程おき、水気をきる。
- 豆腐は水切りをし食べやすい大きさに角切り。
- 豚肉も食べやすい大きさに切り、塩・こしょう・お酒で下味を付け片栗粉をまぶす。
- フライパンにサラダ油を熱し、豆腐を入れ、焼き色がつくよう焼く。
- 両面に焼き色がついたら、一旦取り出す。
- フライパンにサラダ油を熱し、豚肉をしっかり焼き、一旦取り出す。
- フライパンにサラダ油を熱し、ゴーヤーを炒める。
- 全体に油がまわったら、少量(ひたひたに浸かる位)の水と昆布茶を入れる。
- 水分がまだ残っている内に、取り出していた豆腐と豚肉を入れ一緒に炒める。
- ★の調味料( しょうゆ、こしょう、顆粒だし)を入れ、溶きほぐした卵でとじる。
- 卵が半熟のうちにお皿に取り出し、最後にかつお節をかける。
~~~ チェックポイント ~~~
- ゴーヤーの表面はゴツゴツしているので、汚れが気になる場合は、歯ブラシで洗う!
- ゴーヤーの厚さは2mmがベスト。食感と苦味のバランスがちょうどいい!
- かつお節のうまみ成分がゴーヤーの苦味を和らげるので、仕上げにサッとひと振り!
沖縄では、学校給食やお弁当にもよく登場するゴーヤーチャンプルー!苦手なお子さんも多くいますが、我が家の子供達も「苦い!!」となかなか食べてくれませんでした。でも、この調理方法で克服する事ができ、今ではバクバク食べてくれるようになりました。お弁当に入れても完食!「美味しかったよ」と言われると嬉しくなりますね!
終わりに
ゴーヤーは、下処理方法、調理方法によりかなり苦味をとる事が出来ます。が、その分、栄養を壊してしまう事に・・・。是非、その苦味を活かしたゴーヤー料理もお楽しみください!